日本人男性で、60代でおしゃれをしている方は、少数派なので、是非おしゃれをして、「今日はどのバッグでいこうかな」とワクワクしてほしい!
そこで、今回は60代に似合うハイブランドバッグについてです。

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還暦を迎え、シニアと言われる年代に突入する60代ですが、まだまだ現役!人生100年時代と言われる現代では、かつての還暦とはだいぶ元気度が違うはず。
赤いちゃんちゃんこを着て、大人しくおじいちゃんをするのはもったいないですね!
60代でも元気!
こだわりのおしゃれをしている方も、時間に余裕もできたから、これからじっくりおしゃれを考えている方も、服と同じくらい、印象を左右するのが、鞄・バッグ。
大人の男性ですのでブランドもの、さらにハイブランドのバッグを検討することも多いかもしれません。女性に比べればバッグの数や種類は少ないものの、メンズバッグも多くの展開があります。
バッグの購入を検討する際に意識しておきたいポイントや、60代に相応しいバッグとは、どのようなものかまとめていますので、ぜひご参考にご覧ください。

1スタイルでバッグを選ぶ

基本的に60代という年代を考えると、華美過ぎず、高品質、高級感、そしてある程度の権威性やセンスを感じられるものがおすすめです。
とはいえ、60代男性といっても、いろいろな方がいらっしゃいます。現代風アメカジでいい味を出される方もいれば、紳士なスタイルでダンディな方、あるいは、

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スティーブ・ジョブスのように、タートルネックにジーンズといったシンプルでミニマルながら高品質のものしか着ない、といった哲学・こだわりのあるスタイルの方もいらっしゃいます。
あるいは、バイクやアウトドアなど趣味を軸に自分のスタイルがある方もいらっしゃるかもしれませんね。
アウトドア
ブランド選びでも同様ですが、バッグを購入する際は自分の個性を確認し、目指したい恰好を決めておきましょう。
なぜかというと、バッグを選びにいくと、沢山の種類があり、またハイブランドになると、バッグ一つ一つが、芸術品のように美しく、ついつい「バッグ」のみの魅力で選んでしまいがちだからです。
そうなると、普段は現代風なアメカジスタイルなのに、イタリア製のスーツに合いそうなフォーマルなバッグを購入してしまったり、あるいは、紳士なスーツスタイルでダンディなスタイルを目指していたのに、両手が空くから、とボディバッグを購入してしまったり、バッグ選びの軸がブレてしまうからです。
また、ブランドを先に決めておいて、そこからどんなバッグを購入するか、というのも、トータルの着こなしを考えると、重要かもしれません。

2手持ちのアイテムとのコーデ(相性)でバッグを選ぶ

すでにある程度、スタイルが決まっている方は、手持ちのアイテムとの相性を確認しておき、コーディネートで活用できるかチェック。
メンズ コーデ
特に、手持ちの靴と鞄の相性は大切です。鞄と合わせ、新たに靴を購入することもありですが、予算的にもなるべく今あるアイテムを活用できるほうがベストです。さらに、財布やベルトなどの小物との相性も考えておくとベスト。
(とはいえ、お気に入りのバッグが見つかってしまうと、結局手持ちのアイテムを無視して、新たな靴や小物も購入する、といった嬉しくも財布に厳しい? ハプニングも多々ありますが)
60代にふさわしい高級感やある程度の権威性などを考えると、素材は高品質なレザー、カラーはブラックを基本のアイテムとして揃え、その後にブラウン、グレイ、ネイビーなどバリエーションを増やしましょう。

スタイル別 おすすめのバッグの種類とハイブランドバッグ

60代の男性におすすめなバッグは、カジュアル過ぎず、かといってビジネス用でもないセンスや品位あるアイテムがおすすめです。

スーツスタイル・ジャケットスタイル

1トートバッグ

普段からきれい目なスーツや、ジャケットスタイルで紳士的なスタイルで大き目なバッグならブリーフケースや、それに近い形のトートバッグがおすすめです。


通常のトートバッグは価格も手ごろで種類も豊富ですが、カジュアル過ぎたり、若々し過ぎるものも多いので、ブリーフケースに近い形のトートバッグをすすめる理由です。
例えば、よくあるデザインではありますが、下の画像のような少し、低価格な見た目の印象で、カジュアル(大学生っぽい)トートバッグは、60代男性のおしゃれとしては違和感があるかもしれません。

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かといって逆に、私服のおしゃれに機能面重視の下画像のビジネスバッグぽくなってしまうと、オシャレではなくなってしまいます。(もちろんビジネスバッグとしては問題ありません)

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難しいバランスですが、カジュアル過ぎず、ビジネス過ぎないラグジュアリーなトートバッグ。そう覚えておくと、人気のバッグの中から上品さのあるトートバッグを選べます。
ラグジュアリーとは、直訳すると「贅沢な」「豪華な」という意味ですが、ファッションで使われる場合は、高級感ある、デザイン性の高い(もちろん品質も)というニュアンスです。
それにプラス、バッグの場合のラグジュアリーとは、少し「女性的な」ニュアンスがプラスされます。
通常男性に好まれるバッグは質実剛健で、直線的なものですが、(ゴツくなりがち)60代の男性に似合う、ラグジュアリーなバッグは例えば、持ち手が細かったり、フォルムが曲線的だったり、優雅さや繊細さがあります。例えば、このような感じです。



そういった細やかなところが、バッグ以外のファッション全体に影響を与え、おしゃれ・エレガントに見えるということですね。
また、体格に合わせ、鞄の大きさを選ぶとよりおしゃれ度があがりますよ。体が大き目な方は、持ち手がしっかりとした、少し大き目なバッグを。体の線が細い人は、持ち手が細く繊細さのある大き過ぎないバッグを。
体が大きいのに、バッグが小さ過ぎたり、小柄な方が大き過ぎるバッグは、違和感や子供っぽい印象になることもあります。
最近は通販で購入することも増えてきましたが、やはりバッグは実際持ってみて、姿見で自分の体とバッグのバランスを確認することが重要です。
通販で購入するときは、寸法を見て、大き目な紙で同じ面積に切ったり畳んだりしてみて、大きさのイメージを把握してみても良いかもしれません。
60代男性トートバッグ選びにおすすめのブランド
TOFF&LOADSTONE (トフ アンド ロードストーン)

ブランド名にあるTOFFには洒落者、LOADSTONEには人を惹きつけるもの、という意味がある、TOFF&LOADSTONE (トフ アンド ロードストーン)。

クラシカルな真鍮金具や最先端の素材など、相反する要素を現代的な解釈でデザインに落とし込み、モダンに昇華させることをコンセプトにおいています。美しい存在感がありますね。



 

 

CHAMBORD SELLIER(シャンボールセリエ)

60年に及ぶ歴史があるCHAMBORD SELLIER/シャンボールセリエは、エルメスやカルティエ等フランスの有名メゾンの生産を手掛けていた技術、クォリティを背景に、2004年よりオリジナルコレクションを発表しています。

アイテムはシャンポール地方を象徴する馬具をモチーフにしたディテールが用いられ、国家認定アルチザン(フランスの人間国宝のような職人)を含む熟練職人により手縫い仕上げがされています。

イタリアでもなくイギリスでもない独特の高貴な雰囲気が素敵ですね。


60代の男性には、大人の余裕と落ち着き、そして社会的な責任を担ってきたという自信の裏打ちとして権威性も欲しいところ。

そんな、大人の男性に、シャンボール セリエの高貴さはぴったりです。有名百貨店やビームスなどのセレクトショップでも取扱いがあるので、是非ご覧ください。


ショルダー型もトートバッグ的に使えますね。ショルダーバッグでここまで高級感を出せるのがシャンボールセリエのすごいところです。

2クラッチバッグ (ドキュメントケース)

60代の男性なら大人の余裕さと落ち着きのある紳士さをアピールしたいところ。
上記ではある程度の荷物がある場合を想定したバッグでしたが、なるべくなら、荷物が少なく、必要最低限のほうが男らしさや紳士らしさを感じます。


とはいえ、アメカジならいざしらず、スーツやジャケットスタイルで手ぶらなのも手持無沙汰で、見た目にもしっくりきません。(財布や身だしなみの道具の収納にも困りますね)
そんな必要最低限の荷物を入れ、かつおしゃれ度をアップさせてくれるのが、クラッチバッグです。形によってはドキュメントケースと呼ばれることも。

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素材も高級感があるものが多く、60代男性におすすめです。
クラッチバッグのおすすめブランド
Bottega Veneta (ボッテガヴェネタ)
Bottega Veneta (ボッテガヴェネタ)

ボッテガ ヴェネタはイタリアのファッションブランド。

イタリア・ヴェネト地方の熟練した革職人の伝統、クラフトマンシップに深く根ざした最高品質のアイテム展開。バッグ、小物、アクセサリーなど高級皮製品を中心に、ウェアまでトータルで展開している。

ボッテガ(工房)の名の通り手作業による靴作りを行い、滑らかなめし革の革紐を用いた編みこみバッグ「intrecciato」(イントレチャート)や茶と黒の生地を合わせたマルコ・ポーロのシリーズ、ポインテッド・ ヒールが有名。丁寧に作られた革は「シルクのようだ」と評する人もいる。

出典:fashionpress[ファッションプレス]

60代の男性にふさわしい、高級感とデザイン性、洗練されたそのスタイルは、日本製にはないエレガンスがあります。

ボッテガヴェネタのバッグや財布を持っている方は多くいらっしゃいますが、クラッチバッグは特に、ボッテガヴェネタの素晴らしいところが凝縮された芸術品。是非、50代のメンズファッションに添えていただきたい逸品です。

ボッテガ クラッチバッグ
出典:ボッテガ ヴェネタ


ボッテガ・ヴェネタの代名詞イントレチャートも健在です。


CHAMBORD SELLIER(シャンボールセリエ)
先ほどご紹介したシャンボールセリエのクラッチバッグもおすすめです。コンパクトで高級感はそのままに、シニアにも相応しい貫禄があります。



ミニクラッチバッグも、ちょっとした収納力が欲しいときに便利です。財布やスマホだけなら、ポケットに、、と入れてしまいたくなりますが、ポケットが膨らみ過ぎるのはあまりスマートではありません。

ただ、60代の男性に気を付けてほしいのは、同じクラッチバッグでも、セカンドバッグとも呼ばれるこのタイプ。

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立体的で、収納的に平面なクラッチバッグより一見使いやすそうですが、実は、持った姿はクラッチバッグがぼってりとして見え、あまりスマートではありません。
ハイブランドであっても、少しガラが悪く見えてしまうことがあるので、避けた方が無難です。

カジュアルスタイル

スーツやジャケットを着用しない、普段のカジュアルスタイルには、ショルダーバッグがおすすめ。トートバッグを選ぶ場合は、なるべくシンプル目で高級感のあるものにしましょう。

1ショルダーバッグ

多くのトートバッグがショルダーバッグにもなる2Wayタイプなので、ショルダーで使う場合にも、紐部分(ショルダー)が安っぽくないものを選ぶとよいでしょう。
特にビジネスバッグのトートとショルダーの2Wayに多いのですが、ストラップが、いかにも「おまけ」程度のクオリティで、安っぽく見えてしまうもの多くあります。

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こういった、ストラップもきちんとデザインされ、素材も持ち手と同じくらいのクオリティがあるものはおすすめです。
ショルダーバッグのおすすめブランド
出典:BAYMA
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ZANELLATO (ザネラート) ポスティーナシリーズ

ZANELLATO(ザネラート)は、1976年に始まったイタリアのレザー専門ブランドです。 イタリアで人気のZANELLATO(ザネラート)は、デパートやセレクトショップをはじめ、ここ最近日本でも注目を集め始めています。

丁寧な作りにこだわり、レザーの質感とあたたかみの溢れるデザインが特徴のバッグ。 イタリアの郵便局が使用するバッグのオフィシャルライセンスを取得して作られたPOSTINA(ポスティーナ)など、ユニークでハイセンスなバッグが揃っています。

出典:BAYMA

 

60代男性に必要な高級感、そしてユーモア。そんなバランス感覚のあるブランドがザネラート。留め金具の形が有名でよく見かけますね。程よいカジュアルさもあり、特に名品であるポスティーナシリーズは、手持ちにしても、ショルダーにしてもその高級感を損なわない作り。


また、大人の男性に必要な「艶感」があり、上品なだけに留まらないどこかセクシーな印象が魅力です。


こちらはポスティーナシリーズではありませんが、ショルダーバッグとしてもトートバッグとしても使えるタイプも収納力があり、高級感から大きくても野暮ったくなることはありません。


PELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)

PELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)は、"旅の理想形"として知られる船旅を楽しむ大人たち、"クオリティ オブ ライフ"を求める成熟した大人たちに向けて誕生したブランドです。日本のブランドながら、ハイブランドと遜色ないデザイン性が魅力です。



優雅な船旅に持って行きたくなるような、上品で良質なアイテムはシニアにふさわしい魅力ですね。 PELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)とは「柔らかな肌(革)」を意味するイタリア語に由来します。


ペッレモルビダもクラッチバッグを展開しているので、バッグとあわせてもおしゃれ。


2カジュアルクラッチバッグ

素材を変えて、レザーではないクラッチバッグなどもおすすめです。例えばグッチなどハイブランドでもカジュアル目のデザインを持っておくと、普段使いしやすいですね。



人気のルイ・ヴィトンもモノグラムは少し華やか過ぎる印象なので、ダミエなど落ち着いたトーンだと使い勝手がよく、60代メンズの品の良さを感じます。こちらはダミエ・グラフィットキャンバス。すっきりとしたデザインです。


モノグラムもどうしても捨てがたい!という場合は、グレイカラーのモノグラムはシックな雰囲気で大人のメンズに合いますね。

ボディバッグやウェストポーチもカジュアルスタイル向けではありますが、

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60代のメンズには少し若過ぎる印象であるのと、高級感のあるデザインが少ないので、あまりおすすめではりません。ただ、ボディバッグは手がふさがらず便利なので、シニアでも高級感のあるボディバッグをピックアップして、こちらでご紹介しています。
またライダースタイル(バイク乗り)やサイクルスタイル(自転車乗り)、アウトドアスタイルなど、状況やスタイルに「必要性」がある場合のみ選ぶほうがよいでしょう。

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意外と少ない?60代が持てるバッグの種類

あれ?バッグの種類、少ないな、と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、実は、そうなんです。。

メンズのバッグは数多くあれど、60代男性が持てるバッグの種類は、意外と少ないんです。リュックはカジュアル過ぎたり、

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メッセンジャーバッグは若すぎたり。

トートバッグも選ぶものによっては60代男性には若いかもしれません。

もちろん、気にしなければ、なんでもOKなのですが、せっかくのおしゃれなので、年齢の魅力を上げてくれるアイテムのほうがおすすめ。

もし、バッグの種類的に「若い」印象なら、素材やデザイン、カラーで、シンプルながら高級感あるアイテムなら、上手にコーデに取り入れられます。

が、今回はベーシックに、60代男性に似合う基本のハイブランドのバッグの選び方をご紹介しました!

また、60代男性の「若い」アイテムの取り入れ方を取り上げてみようかと思っていますのでお楽しみに!

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