この記事の目次
50代・60代男性にファッションブランドについてアンケート!
いろんなブランドがあるけど、同世代の人たちは実際どんなブランドを使ってるのかな?
実際に聞いてみましたよ!
プレゼントランキングなどはよく見かけますが、50代・60代男性の当事者のアンケートなどはあまり見当たらず、(おすすめランキングなどはあるんですけどね)気になったので50人の方にアンケートを実施してみました!
1、 好きなミドルブランド・ハイブランドを教えてください。
まずは、【1、 好きなミドルブランド・ハイブランドを教えてください。※ユニクロなどファストファション系を除く】 という質問。
おしゃれのこだわりとブランドの豊富さから、かなりのばらつきがあり、上位回答を表にまとめてみました。
CrowdWorksにて50代(39名)・60代(11名)男性50人にアンケート
複数回答有
期間:2023年4月18日~2023年4月26日
※少数票はブランド多数のためグラフに含めていません
1 ルイ・ヴィトン
圧倒的な知名度のルイ・ヴィトンが好きなブランド1位。「昔から家族が好きだった影響」(50代)など、世代に根付いた人気がありました。
それもそのはず、ルイ・ヴィトンが1978年に海外に最初に店舗を出店した(世界進出した)のは日本でした。ただ人気なだけでなく、日本とは縁深いブランドでもあるんですね。
ほかにも「買い揃えていると気分が高揚する」(50代男性)など、「所有」がモチベーションをあげてくれるのは、有名高級ブランドのなせる技のよう。
\コレクションして気分↑↑/
1 ポロ・ラルフローレン
同数獲得での1位は、ポロ・ラルフローレン。
こちらも昔から愛用しているとの声が多くありましたが、反対に「嫌みになりすぎないブランド感がいい」(50代男性)といった声もあり、ルイ・ヴィトン派とは違ったおしゃれ価値観がありそうで面白いですね。
\帽子もおすすめ!/
3 タケオキクチ
アンケートをして、一番おおっ、リアルな数字だなと感じた3位のタケオキクチ。「ダンディっぽい」(60代男性)、ブランドながら「値段も手ごろ」(50代男性)など、男性性と親しみやすい値段感が人気のようです。
タケオキクチは1984年にクリエイティブディレクターの菊池武夫氏がワールドに移籍し立ち上げたブランド。(途中で菊池氏が退任し、再び復活しました)
今の若い子たちは知らないかもしれませんが、50代・60代にとってはタケオキクチは若いころ特に流行っていたブランドですよね。昔は黄色い紙袋にハットをかぶった紳士のシルエットのロゴがあり、途中で若い子向けのTK(現在はtk.TAKEO KIKUCHI)ができたり、懐かしい。。
タケオキクチとかMKとかCKとかDKNYとか、マルイでよくみたなぁ(青春)
実は筆者も若いころ、若い服が似合わず(若いのに笑)割と当時は渋いイメージだったタケオキクチをよく愛用していました。今でも人気があるのはブランドが愛されている証拠ですね。
\小物アイテムをキクチで揃えるのもおしゃれ/
4位以降は、ブルックスブラザーズ、ポール・スチュアートと紳士なブランドが並んでいます。またハイブランド・ミドルブランドのバーバリー、コーチ、ディーゼル、エルメスがランクイン。
人気と知名度があるけれども、年代が50代・60代には少し若めの印象だったり、超高級過ぎる?ブランドが上位から外れた理由かもしれませんね。
2、苦手なミドルブランド・ハイブランドを教えてください。
次に、これからブランド選びをする際に参考になりそうな【2、苦手なミドルブランド・ハイブランドを教えてください。※ユニクロなどファストファション系を除く】という質問もさせていただきました。
1 有名ブランドの宿命!?ルイ・ヴィトン
好きなブランドで1位だったルイ・ヴィトンが、苦手なブランドでも1位という有名ブランドの宿命か、敵?も多い結果に。「ひと昔前の成金のイメージがある」(50代男性)、「ミーハー感がある」(50代男性)などといった声がありました。好きな方も多いブランドなのでデザインやコーデの選び方が重要になりますね。
2 シャネル
2位はシャネル。メンズでの知名度はそれほどないかと思いきや、意外と苦手な声があがりました。(自分では使わないけど苦手、というのもあるかも)
「猫も杓子も感がある」(50代男性)、「おばちゃんぽさを感じる」(50代男性)などの声があり、昔からのシャネルのイメージが結構強いのかもしれませんね。
個人的には、ココ・シャネルの映画を観て感動した(昔の女性を抑圧するタブーを破り、革新的な方でした)のでブランドとしては応援したいところです笑
インスタグラマーなどの若いキレイ系の男子にはシャネルは人気のようです。(遠い目。。)
2 ヴェルサーチェ
同率2位にはヴェルサーチェがランクイン。ちなみに日本語カタカナ表記のヴェルサーチから2018年にヴェルサーチェにを変更しました。
バブリーな思い出がよみがえりますが、「以前購入したことがあるが、想像以上にデザインが凝りすぎていて着れなかった」(60代男性)など、装飾が派手目なヴェルサーチェゆえの声がありました。また日本がバブルまでいかなくとも景気よくなるといいなぁ。
次に、ほぼ同率で次のようなブランドがありました。
- ポロ・ラルフローレン 「着ている人が多い」(50代男性)、「デザインが変わり映えしない」(60代)
- グッチ 「女性のブランドというイメージ」(50代男性)
- コムサ 「シンプル過ぎる」(50代男性)
などなど。(コムサも当時一世を風靡したので世代を感じますね!)
やはりブランドが持つイメージはオリジナリティや人気がある反面、苦手な人も出てくるのは当然のことかもしれませんね。
3、よく使うブランドを教えてください。
最後に、3、よく使うブランドを教えてください。(ユニクロなどファストファッション含む)という質問の回答はこちら。
1 ユニクロ
想像はしていましたが、圧倒的1位は「ユニクロ」でした。(ほぼユニクロ過ぎてアンケートにならないくらいですね笑)
「シンプルで服の素材も丈夫」(50代男性)、「店が近く、店舗も多い」(50代男性)、「値段が手ごろ、コスパが良い」(60代男性)など、店舗の多さ、価格、クオリティなど、1位の納得の理由がありました。
2 無印良品
2位はライフスタイル全般でファンが多い「無印良品」。
ファッションでもよく使うブランドのようです。こちらもユニクロと同じく、「コスパがよい」(60代男性)、「カジュアルにもフォーマルにも適応」(50代男性)などの声があがりました。
MUJI Labo のラインナップは、通常の無印良品の衣料品とは異なり、タイムレスなデザインでよりおしゃれな展開となっていますので、着ているだけで「あれ、シンプルだけどおしゃれに見える」と評判です。MUJI Labo で発売されたもので人気のものは、翌年の無印良品の商品展開に、より大衆化して加えられたりもしています。(ということはMUJI Labo でおしゃれの先取りができますね!)
3 GU(ジーユー)
個人的に意外だったのが、「GU」。3位にランクインしました。ユニクロと同じく、株式会社ファーストリテイリングが提供するブランド。
ユニクロとGUとの違いは、「より若い人がターゲット層」「デザイン性(流行)がユニクロより上」「価格が(クオリティも)ユニクロより低め」といったことが、かつてはありましたが、最近ではGUのクオリティも上がり、デザインも幅広い年代が使えるアイテムが増えたようです。
「GUが好きでシニア向きの商品もそろえ、リーズナブルな価格ながら高品質」(60代男性)と、おしゃれ感度の高い声があがりました。
GUがターゲット層の幅を広げたのか、おしゃれな50代・60代男性がGUも使えるゾ、と気づき始めたのか、おしゃれ感度の高い着こなし上手な50代・60代男性の母数が増えてきたのか、とにかく今後もユニクロと同時にGUは要チェックかもしれません。
同率で、続いて、
- タケオキクチ
- コーチ
- ルイ・ヴィトン
といったブランドが並びましたが、このあたりは「よく使うブランド」の解釈の幅が広く、本当によく使っている場合と、高級ブランドを選ぶときに選ぶことが多いブランドといった意味の場合などで分かれているような気がしますね。(さすがにルイ・ヴィトンをユニクロのように使える人も多くないでしょうしね。。)
以上、50代・60代男性50人に聞いた好き・苦手・よく使うブランドアンケート。
実際の声を聞くと、同世代の男性達が選ぶブランド感に発見や、そして懐かしい!「世代あるある」もありますね。是非ファッション選びのご参考にしていただけたら幸いです。
また母数を増やしたり、質問を細分化してアンケートできたらと思います!^^
また、50代・60代の方に向けて、ファッション雑誌についてのアンケートを行い「ファッション雑誌ランキング」も実施しています^^ぜひこちらもご覧くださいね♪